台秤(だいはかり)
明治5年にフランス・リヨンから輸入されたものらしい。
単位がKgなので、キロばかりとも呼ばれていた。
750kgまで計れたらしい。
足踏式座繰器
これは古いタイプのもので、一人で繭を煮て一人で三本の糸をとひいた物です。
工女たちは80℃ほどのお湯で繭を煮てやわらかくし、複数個の繭から糸を出し、
それを束ねて一本の糸にし、それを合計三本、一緒にひいたのです。
それは神業のような芸当で、熟練の工女さんでなければ良い糸はひけません。
お姉さんの実演
博物館のお姉さんが実演してくれました。
説明しながら一本の糸をゆっくりと引いていましたが、それでも難しそうでした。
これを三本ずつ15時間引き続けた工女さん、貴女のおかげで今日があります。
ありがとう御座いました。