“あゝ野麦峠”の独り言 その33

新工の想い
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2月になりました。
吹雪の季節、飛騨から野麦峠を越え少女たちがやって来ます。
交通の難所として名高い野麦峠の中でも厳冬の時期は最も過酷な条件となる頃でしょう。
雪は氷の刃と化し、少女たちの足を容赦なく切り裂き「野麦の雪は赤く染まった」そうです。
また、足を踏み外して谷に滑落する者、峠の宿(お助け茶屋)に入りきらずに吹雪の中、
外で夜を明かす者もいたというから信じられません。
親のため、家族のため、働かざるを得なかった少女たちの思い・・・・・
そして絹糸こそが外貨獲得の国策、それは軍艦になり富国強兵へと繋がって行きました。
今の日本の繁栄を彼女たち抜きでは考えられないでしょう。
もっとスポットを浴びても良いのではないのでしょうか?


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