あゝ野麦峠 冬山アタック! 6

三地蔵
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雪に埋もれて頭だけが出ています。
雪に量もハンパじゃありませんが、顔だけ出しているところが神秘的です。
手を合わせて通らなければ・・・・・

夏の姿
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夏はこのようにもちろん全身が見えています。
お地蔵様は夏も冬もこの峠で往来の人々を見守ったのでしょう。
どんなときにも顔を出して・・・・・

工女の祈り
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このようにここを通る工女さんたちは必ず手を合わせたそうです。
飛騨側のお地蔵さんも有名ですが、彼女たちにとってお地蔵様は特別な存在!
吹雪の野麦、命懸けの峠越え、天気予報もなかった時代です。
祈り気持ちで歩き続け、お地蔵様にご加護を祈るしかなかったのでしょう。
彼女たちの安全への思いは消えることなく今も残っていることでしょう。

消えそうな道筋
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先発隊が足跡を残して二日後、その間晴れの良い点であったにもかかわらず、
峠道は足跡を隠してしまいます。
吹雪くだったらあっという間でしょうね。
当時川浦の若い衆は工女たちの通る前に雪を踏み固め、道を作ったそうです。
川浦の若い男たちは、うら若き娘たちの集団の通過を心待ちにしていたことは
想像に難くない事だったでしょう。
おまけに収入にもなったのですから・・・・・

風もない
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今日は風すらありません。
冬の峠でこれは奇跡的に良い天気です。
こんな天気の日だったら工女さんたちもそれなりに楽だったのかもしれません。

間もなく到着
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夏の様子とかなり違って見えます。
明らかにし点が高い!
すなわち、積雪が多いってことでしょうか?


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