大事な自転車だからこそ

最高に伸びたチェーン
PC120023
30年間チェーン無交換で使用したものです。
なんとおおよそ3リンク分伸びていました。交換の目安は3分の1リンクですから、
寿命の約9倍も使用したことになります。
伸びたチェーンはピッチが変わり、スプロケット(ギア)とピッチが合わなくなります。
すると、そのチェーンがスプロケットを激しく消耗させ、次第にチェーンがスプロケットの
表面を滑るようにスキップする現象が現れます。
ここで初めて自覚症状が出るのですが、もう手遅れです。
チェーンを新しいものに交換しても擦り減ったスプロケットは元に戻ることはなく、
スキップは収まるどころか激しくなってしまい、新しいチェーンも激しく痛みます。
スプロケット、フロントチェーンホイール、チェーン、場合によっては変速機の交換、
高額の修理費用がかかります。
特に、年式が古くなると、スプロケット、フロントチェーンホイールのスペアパーツが
手に入らなくなっている場合があるので修理が出来ません。
「大事に乗っていて愛着のある自転車なので修理してほしい」とおっしゃるなら、
そうなる前に、大事にメンテナンスすることをオススメします。
チェーンの寿命は、使用環境によって異なりますが、3000㎞~5000㎞程です。
大体良く乗り方で、2~3年ぐらい(ヘビーユーザーは1年)を目安にしましょう。
費用は、車種やチェーンのグレードによるが、おおよそ¥3,000前後が目安です。

全体でこんなに伸びている
PC120026
これはギネスに申請できるかも?


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