“あゝ野麦峠”
野麦峠(現代)の途中で、振り返るとまさに日が隠れるところです。
そして来た道を見てもはるか相棒は見えません。
早くしないと日が暮れます。
偶然
同じところで彼が撮影したものです。
既に日が陰っています。
どのくらいの時間差があるのでしょうか?
野麦峠頂上
飛騨を振り返るとそこには乗鞍岳が悠然と夕日に照らされそびえていました。
そして当たりは金色に輝いていました。
それは今も昔も大差なく、凛々しい姿だったことでしょう。
“あゝ野麦峠”
それは悠久の時の流れの中で、私たちに静かに語りかけてくるようです。