蛇ぬけの碑 (悲しめる乙女の像)
この地域では、土石流を、その流れ下る様子が蛇に見えることから「蛇ぬけ」と呼びます。
蛇ぬけの碑は、昭和28年7月20日早朝に、当時の西筑摩郡読書村伊勢小屋沢で起きた
土石流により犠牲となった3名の方をしのんで建てられました。
碑文には、次のような言葉が記されており、災害からの教訓を後世に伝えています。
白い雨が降るとぬける。
尾根の先、谷の出口、お宮の前には家を建てるな。
雨に風が加わると危い。
長雨後、谷の水が急に止まったらぬける。
蛇ぬけの水は黒い。
蛇ぬけの前にはきな臭い匂いがする。
じゃぬけ案内板
災害は忘れた頃にやってくる。
先日もこの対岸の土石流で中学生の尊い命が失われました。
教訓を生かしきれなかったのでしょうか?
柿其渓谷
一行は中山道を外れ、柿其渓谷に向かいます。
天気も良く、楽しい旅です。
みんなの笑顔が絶えません。
柿其渓谷案内板
水も空気も山の景色も綺麗なところです。
柿其渓谷は数ある木曽路の渓谷の中でも特に美しいと言われています。
是非!
恋路橋へ
ここまで登ってきましたが、ここから恋路橋に向けて一気に下ります。
せっかく登ったのに・・・・・
橋から先は激登りです。